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とりあえず書きたいことを。

夏休みの振り返り

 今年も有り難いことに一週間越えの長期休暇をもらい、会社員とは存外悪いものではないなと思えるようになったことは、社会人としての成長でしょうか。少し前は2ヶ月も休みが無いことに絶望していたことを出発点とする、意識の低いところからの比較ですが。

 今回は長期休暇を「何もせずに終える」ことへの焦りから、半ば無理やり旅行を詰め込み、結果としてほぼ自宅にいない、傍から見ればそこそこに充実している休暇にすることができました。これも付き合ってくれた友人のお陰です。

旅行に行くと自分を見つめ直す時間が増えるとは、うまく言ったもので、少し思ったことがあるので記しておきます。

 結論から述べると、大きく下記3つが今回思ったことです。

①地方の文化は都会と比べて大きく違う

②日頃から焦燥感がすごいこと

③みんな自分の人生を生きていること

それぞれの解説を。

 

 ①について。

ここでいう「地方」は、東京以外のどこか、ぐらいの広い意味です。今回は広島と京都に行きました。どちらも田舎(地方)と呼ぶには大きく、確立した都市であるものの、普段東京に慣れていると予想以上に違いを感じました。

違いとは、時間の感覚のことです。

僕自身田舎出身のため、勿論わかってはいましたが、電車の待ち時間の長さがもう耐えられるものではありませんでした…

たかだか10分程度。しかし常日頃から2分おきに電車に乗れているため、あまりに長く感じてしまい、とんでもなく時間を無駄にしてしまっている感覚に襲われる始末w

それに伴い(?)一日いちにちが長く感じられたことは、いつもと違う時間軸の中で過ごせたとき特有のリラックス効果があったように思えます(例:南国)。

 ②について。

贅沢な時間の使い方をしてしまい、インプットを増やすぞ!と夏季休暇前に思っていた理想と現実に苛まれております。気持ちの切り替えがやはり下手で、もっと振り切って遊びに専念したらよかったものを、普段からの悩みがどうにも頭から離れず、「これでいいんだっけ?」という感覚を持ってしまっていたのは良くなかったです。

去年の高知のほうが、そういう意味ではきっちり遊んでいたような。何事も切り替えが大事ですね。あと、悩みは可視化しておいて常に頭にある状態はやめようと思いました。そもそも悩む必要あるのか?ということも含めて。

 ③について。

今回は友人2名とある程度まとまった時間を過ごしたのですが、自立して生きているなぁと感じた次第です。小心者で仕事で充実していないことも起因しているのか、どこかで自分らしく生きることができていないと思っていましたが、強く再認識しました。自分の考えやペース、どうしたいのかをちゃんと思考していると思いましたし、自分はそれができていない、甘いなと。であるために、どっちつかずな若者特有の軽薄な行動や解釈に繋がってしまっていると思いました。いつまで経っても現実を受け入れられない、厨二病感がすごい。

 

最後に。総じて良い旅行でした。一方で、環境を創り上げることで、自分の行動力の無さを克服したいとも思った、そんな夏でした。