動物園が好き。シンガポールのナイトサファリは絶対に行こう。
年を取ると味覚が変わるといわれるように、趣味趣向が変わることもあるもんだと思った。
シンガポールのナイトサファリは観光客御用達スポットで、まっぷるからRETRIPまでほぼ全ての観光情報誌・サイトに載っている。コンセプトがわかりやすいから紹介しやすいのだと思う。ざっくり言えば「夜の動物園を楽しむ」。これだけ。
バリでゾウの動物園に行ったとき以来、また動物を身近に触れたいと思っていたのでナイトサファリを訪れることは秒で決めた。
宿泊地からタクシーで30分から40分程度。森、山という言葉がふさわしい場所だった。
パーク内を回るにはトラムと呼ばれる車に乗るか、徒歩でいける。まずは王道で行こうと思いトラムを選択。ちなみにトラム→ショー鑑賞→徒歩と思っていたものの、ショー終了後とんでもない土砂降りに。徒歩は残念ながら取りやめた。トラムだとメインどころは勝手に回ってくれるので道を考える必要が無く、見ることに集中できるので全然よかったと後から思った。
ここの最大の特徴は檻が無いこと。
檻が無いからといってすっごい遠くに動物が居るとかそういうことはなく、
むしろ結構近くに見れるので満足度はかなり高い。
残念ながら夜なのでカメラは使い物にならず、目に焼き付けるのが一番良い。
ライオンやゾウ、キリンなど普通の動物園でよく見る動物もちゃんと見れるうえ、夜なので動物によっては活発に動いているので昼間とは違う楽しさがある。
また、ショーも普通に面白いので是非見よう。
気まぐれな動物は演技してくれないアクシデントもあるが、それがライブの魅力。完璧じゃないショーも新感覚でとてもよかった。
ここまであたかも動物が好きかのように紹介してきたが、動物・動物園が好きかもと気づいたのは約2年前に行ったバリのゾウの動物園のおかげである。
正確には動物が好きというよりも動物園という空間が好きなのだと思う。
エモい話をすると自然に生きる動物を間近で見ることで、日常の出来事にあくせくしている自分の小ささを知ることができるというか。
何も考えないでいい空間が広がっていることがとてもいい。動物がいるせいか、ビーチやプールよりもゆったりできる気がしている。どうしてもビーチだと人間が気になる。
是非ナイトサファリに行って欲しい。カジノなんかより個人的には面白いんじゃないかな。
次はリバーサファリへ。